『数学I+A+II+B / Ⅲ 上級問題精講』の内容と利用方法

『数学I+A+II+B / Ⅲ 上級問題精講』の内容と利用方法 数学参考書

『数学I+A+II+B 上級問題精講』・『数学Ⅲ 上級問題精講』は、東大や京大をはじめとする最難関大志望の受験生や、数学が得意で得点源にしたい受験生におすすめの問題集です。旺文社から出ている数学の問題集の中では最高レベルだと言えるでしょう。

旺文社から入門・基礎・標準と出ている~問題精講』シリーズの最上位版で、入試標準~難までの問題を取り扱っており、難関大受験生が過去問演習の前にやるにはちょうどいい問題集です。

消化しきるまでには大分時間がかかりますし、苦労するでしょうが、これをやり切ればどんな難関大の問題でも手がつかないということは殆どなくなるはずです。

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内容

『ハイレベル 数学I・A・II・B(/数学III)の完全攻略』同様、非常にレベルの高い問題集ですから、典型問題や入試標準レベルの問題が解けることは大前提です。『Focus Gold』や『1対1対応の演習』を仕上げてから取り組むようにしましょう。

東大・京大の問題を中心に、典型問題から外れた問題を多く取り扱っている問題集です。典型問題が解けることを前提に、それだけではどう解法を組み立てたら良いか検討がつかない問題に対するアプローチの方法を学ぶことができます。このレベルの問題集ということを考えれば解説は丁寧ですが、基本的に解法はシンプルです。人によっては、もう少し説明が欲しいと感じるかもしれません。

解説では、まず基本事項の確認や考え方が提示され、それに基づいた解答が展開されていきます。参考や研究という形で解答とは異なるアプローチや周辺事項、発展的な事項が取り扱われていますので、興味のある人はじっくり読むといいでしょう。

問題数は『I・A・II・B』が147題(類題31題含む)、『Ⅲ』が138題(類題25題含む)です。『ハイレベル 数学I・A・II・B(/数学III)の完全攻略』と比べてかなりたっぷりと入っています。問題はどれも極めて質が高く、時間をかけてじっくりと取り組む価値のあるものばかりです。『ハイレベル 数学I・A・II・B(/数学III)の完全攻略』と同じ問題もあるので、書店で解説を読み比べて気に入った方を買ってもいいと思います。

数学が得意で得点源にしたい人はぜひとも取り組みましょう。一方、数学のレベルがそこまで高くない大学を受験予定の人や、数学が苦手な人、数学を得点源としなくてもいい人にとってはオーバーワークです。きちんと志望校の問題や自分のレベルを見極めた上で取り組むようにしましょう。

取り組む時期

難関大受験生は、『Focus Gold』や『1対1対応の演習』を完全に消化した上で高3の4月から始めましょう。復習をしながら1日5問ずつ進めたとすると、1周するのに2か月程度かかります。完全に消化しきるまでは半年程度かかるかもしれませんが、それだけの時間をかける価値は十分にある問題集です。きちんと仕上げることができれば、自信をもって過去問演習に突入することができます。

夏前までに仕上がったら、夏休み中に1か月程度で1周し、さらに共通テスト後に2週間程度で仕上げましょう。

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